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戦闘SLGプレイ日記

最近はSRPGstudio製のフリーゲームが主。キャラクターの絵も描いてます。

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#ファイアーエムブレム if 【絵ノベル】 無章 その手が拓く未来 2p 

※前回の続きです。FEHで遠近両用のタクミですが、ここではまだ普通の弓使いです。

サクラ「ん・・なにかいます・・!?」
28 無章
大戦が激化される一方で、サクラが草陰から敵影に感づいた・・!

29 無章
サクラ「て、敵です!」

サクラの知らせを聞いたタクミが冷静に判断し、指示を下す。
30 無章
タクミ「伏兵か・・サクラ、お前は戦えない。そこで身を守るんだ。訪問者さん、あんたは僕と一緒に敵を仕留めるぞ。」

ルナ2 アイコン100
ルナ「私ですか!?」

タクミ アイコン100
タクミ「・・いまさら何?剣持ってるんだから戦えるでしょ・・?僕の武器は弓だ。接近戦は出来ないから、僕がこの弓で援護にまわる。仕留めるのはあんた・・えぇ・・と・・

タクミがルナの名前を言おうとしているのに察し、ルナは先に答える。

ルナ2 アイコン100
ルナ「あ、ルナです。ルナっていいます。」

タクミ アイコン100
タクミ「ああ、ルナさんね。あんたが仕留めろ。頼んだよ。」

ルナ2 アイコン100
ルナ「は、はい!(さっきこの人、私が指示を出すように・・って言ってなかったかな・・?)」

この世界の事情が全く分からないルナは、結局、白夜王子であるタクミの指示により、目前に現れた伏兵に攻撃を仕掛ける。



一方、暗夜王国の王族の工作により、河が干上がり、一騎当千の戦闘力を誇る暗夜の王族3騎が、中州で一騎討ちをしている第一王子マークスの援護へ向かっていた。
この動きに対し、白夜陣営もヒノカ王女の1騎が、第一王子リョウマの援護へ向かった。
31 無章
戦場南部の両軍の主力部隊の後方から、増援が出現。戦場はさらに大軍同士となった。
時同じくして、アクスファイターを撃破したルナの元に、伏兵が再び出現。白夜第二王子タクミの援護により、ルナは再び応戦する・・。



敵を前にして、タクミがルナに戦術の基本を講釈する。

タクミ「僕の武器は弓だ。弓は離れた敵を一方的に狙撃出来る。僕が先に、この風神弓で奴を狙撃するから、あんたは奴が怯んだところで一気に距離を詰めて、止めを刺す。そうすれば、あんたも一方的に攻撃が出来て、傷一つ負わず敵を倒せる。これが戦いの基本だよ。」
32 無章
ルナ「は、はい」
タクミ「ああ、それともう一つ。今から仕掛けるのは攻陣という戦法だ。敵に攻撃を仕掛ける時に、味方が隣にいると、射程関係無しに援護攻撃が出来る。だから僕が弓で奴を狙撃すると、隣にいるあんた・・えーっと・・
ルナ「ルナです。」
タクミ「ああ・・ルナさんも奴に攻撃が仕掛けられるんだ。あと主体で攻撃する味方に命中率を高められたりするから。今、実際やってみせるよ。」

タクミが手にする風神弓という名の蒼い閃光を放つ弓を、敵に構える姿を見たルナは、不意に先ほどのパラメータと戦闘力の数値が頭で浮かび上がった。
33 無章
ルナ(タクミさんの戦闘力56。私の戦闘力35で足して戦闘力91。それに対し、相手の戦闘力は26・・。さっきの敵みたいにすぐ倒せるわけじゃないけど、戦力差は格段に違う・・。しかも、こちらは反撃を受けずに戦える・・。これが・・攻陣・・。)

先程の戦闘でアクスファイターを殺め、感傷的であったルナであったが、タクミの戦術の講釈と、自分の不思議な算出が合わさり、戦術の知識に集中していた・・。

タクミ「よし・・今から奴に狙撃するから、あんたは敵が近づいたら知らせてくれ。頃合いに合わせ、僕が射掛ける。」
ルナ「は、はい!・・あ、敵です!槍持ってます!」
タクミ「よしっ・・!」
34 無章
ルナがふと、弓を構えるタクミを見ると、タクミの命中率+10%という数字が浮かんできた。

ルナ(い、今のは何・・!?頭の中じゃなくって・・今はっきり見えた・・!緑の文字で・・赤い模様で・・ふわぁ・・ってなった!?)

タクミはルナのアドバイスで、風神弓の蒼白く輝く矢を、敵のランサーに的を合わせる・・。
35 無章
ルナ(それにしてもこの綺麗な弓矢・・なんか凄い・・。ビームか何かかな・・?)

タクミ「そこだっ!」
閃光揺らめく風神弓の矢が、敵に放たれ、さも当たり前かのように命中する・・!
36 無章
ランサー「え・・あれは・・魔法・・・!?わ・・はわわ・・こっちに来る・・!?ひいぃぃぃぃぃっ!!!」
命中した風神弓の矢は大爆発を起こし、敵のランサーの盾を粉砕する・・!!

ルナ(とても・・凄い威力・・これが・・風神弓ってやつなの・・?)
37 無章
タクミ「いけっ!ルナっ!相手が怯んだ隙に一気に距離を詰めるんだ!」
ルナ「はっ・・はいっ!」

タクミの合図に、ルナが飛び立ち、怯んだ敵に一気に肉迫する・・!!
ルナ「そぉーれっ!!」
38 無章
ルナ「Yバランスっ!!」
ランサー「きゅはっ・・・!?今度は連携攻撃・・!?そんなの報告にないっ!!」

一撃を叩き込んだルナであったが、相手は辛うじて生き延びていた・・。
39 無章
ルナ(さっきのパラメータの予想通りだ・・。HP2残ってる・・。そしてこのEXPって何?経験値??)

次々とデータが思い浮かぶルナは困惑を続ける・・。
この世界でもっとも不可解な出来事は、この能力数値化とパラメータが理解出来ることだろう・・。
33 無章
想像や直感とは異なる、そのあまりにも正確なデータはもはや予知能力並である・・。

ルナ(見えた・・!相手のHPは0・・。よしっ・・いける!)
40 無章
完全に、このデータ予測の能力を信じたルナは、勝利を確信し、自然に笑みがこぼれる。その剣を握る手は、先ほど初の戦闘での敵を殺めた罪悪感で震えていたが、今度は不安というよりも期待で緊張している・・。
ルナ(ふふ・・この感覚さえあれば・・私だって・・!)

剣先が震えているルナを身を案じたのか、後方に控えていたサクラが応援する。
41 無章
サクラ「がんばってください、ルナ姉様っ。」

ルナ「えっ・・!?ちょっ・・おだてないで下さい!!よ、余計緊張するじゃないですか・・。っていうか姉様って・・そういう子!?」
タクミ「何ニタニタしてるの?しっかりしなよ!」
42 無章
ルナ「えっ・・え、え、あ、はいっ!行きます!」
タクミ「・・ったく・・面倒だなぁ・・。」

自信の能力に自惚れ、緊張しっぱなしのルナであったが、サクラとタクミのフォローで緊張の糸が解れるどころか、乱れに乱れたまま、弱った敵に一撃を叩き込む・・!

ルナ「うあぁぁあん!もう!どうにでもなっちゃえーっ!!」
43 無章
ランサー「うわあぁぁぁぁぁん!!め、命令通り、頑張ってやってたのにぃ~~~っ!!!」

緊張で心乱れたまま敵を撃破したルナは、とりあえず再び胸元を震える手で押さえ、深呼吸した・・。
ルナ「すぅ・・・・・・はぁ・・・・・・勝てましたか・・。」
44 無章
最初に殺めたアクスファイターの時とは異なり、2人目の撃破は目的を果たした達成感のほうが勝っていた・・。さすがに初陣のルナでも、戦場にて2人目の撃破となると、手慣れたものである・・。

タクミ「うまくいったね。誰かさんの指示が良かったおかげかな。」
45 無章
ルナ「そうですね・・。私だけじゃ敵にやられてたかも知れません。タクミさんに戦術の基本を教わらなかったら・・今頃・・。」

戦場とは言え、敵2人を殺めた恐怖と不安はどこかに残っており、1歩間違えれば自分が死んでいたことを想像し、ルナは再び恐縮するが・・。

タクミ アイコン100
タクミ「いや、あんたのおかげだルナさん。僕だって1人じゃ反撃もろくに出来ず、やられていたかも知れない。ルナさんがいなかったら、こんなにうまく敵を倒すことは出来なかったよ。むしろ弓の放つ頃合いを教えてくれたのはルナさんだしね。」

ルナ2 アイコン100
ルナ(さっきの風神弓の威力からして、そんな感じには見えなかったけど・・。一応、彼なりの謙遜なのかなぁ・・。)

不思議な世界での唐突な出来事の連続、そして戦場にて2人も殺め、神経が尖りに尖っていたルナは、タクミの一語一句にも過剰に反応してしまう・・。

そんな複雑な気持ちのルナにお構いなしに、タクミは前向きな言葉を口にする・・。
46 無章
タクミ「この戦争も、勝てるかも知れない・・。君と僕が力を合わせれば・・。」

今度はタクミが勝利の余韻に浸り、戦場の空を眺めていた・・。先ほどまでの怪訝そうな態度から一変し、清々しい顔で・・。その横顔は幸福に満ち溢れた多幸感で包まれていた・・。

ルナ(この人・・悪い人では無いんだろうけど・・・・なんか恐い。)



一方、戦場中央の中州では、両王族の中でも屈指の武人とされるリョウマとマークスの決闘が繰り広げられていた・・。

リョウマ「暗夜の王子よ!白夜の古より伝わる神器、雷神刀をその身に受けるがいい・・!いざっ!」
前口上を決め込むと、リョウマは気を溜め込み、手にする雷神刀に全神経を注ぎ込む・・!
56 無章
リョウマ「研ぎ澄まされし我が剣の極意・・・刮目せよ・・・・奥義・・!流星の太刀・・!」

リョウマ「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!流星之太刀、壱式、疾風迅雷!!!」
57 無章
目にも止まらぬ迅速で、リョウマの太刀がマークスの面を喰らわせる・・!!

次は打って変わって間合いを取り、そのまま深く腰を降ろし、気を溜め込み、大振りな下段の構えでマークスの右小手を斬り上げ、そのまま大きく宙を旋回する・・!!
58 無章
リョウマ「憤怒の大地・・おおぉぉぉぉぉぉっ!!!流星之太刀、弐式、地獄流し!!!!」

大振りの旋回の軌道を無視した幾何学的な機敏な動きで急降下し、上段の構えで左小手へ斬り下ろす・・!!
59 無章
リョウマ「流星之太刀参式電光石火!」

リョウマ「・・流星之太刀・・四式・・旋風水爆!!」
60 無章
その足で踏み込み、マークスの懐に潜り込み、居合の構えで胴を斬り払うと同時に、深く蹴り上げ、飛ぶかの如く間合いを取る・・!!

リョウマ「これで決める・・!!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!とおぅ!!!」
一気に間合いの距離を取ったリョウマは、渾身の力で大地を踏み込み、マークス目掛けて雷光の如く一直線を描き、突き込む・・!!
61 無章
リョウマ「流星之太刀、伍式最終奥義・・!!おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!天斬空雷!!!」

マークス「ふん・・!」
62 無章
リョウマ「・・・!?」

全身全霊を込め、決まったはずのリョウマの奥義であったが、一連の連撃が全く通じていないかの如く、平然とゆっくり大剣を振り下ろし、リョウマの流れを止めるマークス・・。
リョウマは咄嗟に雷神刀でマークスが手にする暗黒剣ジークフリートを弾き返し、宙返りして間合いを取り、雷神刀をゆっくり構え直す・・。

刀と大剣との衝撃で、辺り一面、煙幕のような砂埃が立ち込める・・。霧のように晴れた砂埃から姿を現したリョウマは、自分の奥義を防がれたことに、少し笑みを上げ、賞賛の言葉を贈る・・。

リョウマ アイコン100
リョウマ「ふん・・流石は暗夜の王子。噂違わぬ実力よ。」

マークス アイコン100
マークス「フッ・・貴様もやってくれる・・。面白い・・。」

リョウマの熾烈な連撃を受けたマークスであったが、殆ど微動だにせず、雷神刀から放たれる五連撃の奥義を防いでいた。動いているとすれば、口角が微笑みで微かに動いている程度である・・。

リョウマ アイコン100
リョウマ「暗黒剣の衝撃波を放たなかったのは何故だ。」

マークス アイコン100
マークス「貴様こそ雷神刀の稲妻を放たなかっただろう・・その敬意に過ぎん。」

レオン アイコン100
レオン「ふぅ・・何、気取ってるんだよ二人して・・。放ったところでお互い反撃できるなら、意味無いでしょ・・。」

武士道と騎士道、武人二人が互いの実力を認め合い、賞賛の余韻に浸っているところで、マークスの弟、レオンが武人二人の世界に水を挿す・・。



時同じくして、白夜陣営でも、一早く助太刀に駆けつけたヒノカが兄、リョウマの安否を気遣う。
ヒノカ「兄様、お怪我は?」
47 無章
リョウマ「大丈夫だ。当たらなければどうということは無い。そんなことよりも、異界の訪問者を保護出来たのか?」
ヒノカ「はい、兄様。事態を把握していないようですが、初陣でありながら、敵を見事に撃破して見せました。その実力は、この目ではっきりと。」
リョウマ「そうか。」
ヒノカ「今はタクミとサクラに任せております。私は、暗夜の王族がこぞって兄様を襲撃するのを防ぐために、兄様の助太刀に馳せ参じました。」
リョウマ「・・・?持ち場を離れたのか。」

ヒノカとさぞ当たり前のように淡々と会話をしていたリョウマであったが、何かに気付き、無表情のまま疑問を抱く・・。

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「はい。ご覧のとおり・・。」

リョウマ アイコン100
リョウマ「そういうことか・・。適当な頃合いを見極めてから退くつもりだったが・・。」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「???」



一方、暗夜陣営では、マークスの救援に駆けつけたレオンとは別行動で、暗夜王女カミラとエリーゼ王女の手により、すでに異界の訪問者とされるルナの奪取に成功していた・・。
50 無章
カミラ「ああ・・・ルナ・・・!生きていたのね、良かった・・・」

51 無章
エリーゼ「良かったよ~!ルナおねえちゃん!」

サクラ アイコン100
サクラ「ど、どうしましょう・・み、みなさん・・しっかりしてくださいっ!」

ルナ2 アイコン100
ルナ「💤・・・。」

タクミ アイコン100
タクミ「💤・・・・・・。」

ルナとタクミが熟睡している・・。先程まで戦っていた二人が、なんと戦場で居眠りしているが、何か様子がおかしい・・。

エリーゼ アイコン100
エリーゼ「あはは!まさかこんなに上手に出来るなんて思わなかったよー!」

カミラ アイコン100
カミラ「うふっ・・それはエリーゼがとってもテクニシャンだからよ・・。」

エリーゼ アイコン100
エリーゼ「でもほんとに簡単だったよ!だってさー、この2人、お空見上げてぽけーっとしてさー!全然動かないから、簡単にかかっちゃったんだよ!」

カミラ アイコン100
カミラ「ほんと・・スリープの杖様様ね・・。おかげでお姉ちゃん、そこで寝ちゃってる坊やの太ぉ~い弓矢で撃ち堕とされなくてよかったわ・・ありがとう、私の可愛いエリーゼ・・。」

エリーゼ アイコン100
エリーゼ「うん!えへへーっ!褒められちゃったー!」

サクラ アイコン100
サクラ「こ・・こんなの・・ずるいですっ!」

どうやら、ロッドナイトであるエリーゼが駆使するスリープの杖による遠隔魔法の奇襲で、ルナとタクミは眠らされ、無力化したようだ・・。そんな補助魔法の使用に対し、抗議するサクラであったが、カミラがあしらうように反論する。

カミラ アイコン100
カミラ「あら?ずるいのはお互い様じゃない?大体、訪問者が出現する白夜平原はあなた達の領土でしょう・・?迎えに行きやすいのはいつもあなた達・・。私たちはいつも奪う側・・。これって不公平じゃない?だからこれはフェアな行いよ・・?」

サクラ アイコン100
サクラ「・・う・・奪う方がずるいです!戦争で横取りするなんて・・よくないことですっ!」

エリーゼ アイコン100
エリーゼ「そんなむずかしい事わかんないよー!そもそも戦争なんてする気も無いし!私たちはカムイおねえちゃんから教えてもらって、ルナおねえちゃんを迎えに来ただけだってばー!」

サクラ アイコン100
サクラ「・・・!?い・・今なんて・・・!?」

カミラ アイコン100
カミラ「喋り過ぎよエリーゼ。そこのあなたも詮索すると殺すわよ。」

サクラ アイコン100
サクラ「い・・いやぁ!」

斧を持ったカミラが口封じにサクラを脅したその時・・!

ヒノカ「妹をやらせはしない!」

天馬で急降下したヒノカが、サクラを片腕で担ぎ、天馬に乗せ上げる・・!

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「大丈夫か、サクラ!」

サクラ アイコン100
サクラ「姉様!」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「寄ってたかって武器無き妹をなじるのが暗夜のやり方か!そんな卑怯者は、このヒノカが成敗する!」

カミラ アイコン100
カミラ「あら・・もう来たの・・?せっかくなら、もう少しゆっくりしていけばよかったのに・・?」

ヒノカ「異界の訪問者を返せ!貴様達には渡さない!」
52 無章
カミラ「いいえ、ルナは私の妹にするって心に決めたの。誰にも渡しはしないわ。」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「なっ・・こいつ・・そうやって私の大切な妹であるカムイも奪っておきながら・・!恥を知れ!」

サクラ アイコン100
サクラ「あ・・そうでした・・!そ、そのっ・・!

レオン アイコン100
レオン「作戦はうまくいったようだね、カミラ姉さん。」

サクラが何かを告げようとするのを遮るように、レオンが割って出てくる。

カミラ アイコン100
カミラ「あなたのおかげよ、レオン。」

レオン アイコン100
レオン「捨て駒二つだけで訪問者が奪取出来たんだ。上出来だよ、姉さん。」

リョウマ「そういう事か。」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「リョウマ兄様!?いつの間に・・!?」

徒歩であるリョウマが遅れて参加し、一連の出来事を看破する・・。

リョウマ アイコン100
リョウマ「あらかじめ伏兵を手配し、ヒノカの注意を引く。そして竜脈を発動させ全軍の関心を引き、その混乱に乗じ、干上がった河を通過。俺を襲撃すると見せかけ、機動力に優れたヒノカを誘い込み、蒸気に紛れ、途中で二手に分ける。その後、もう1人の伏兵でタクミの足を止めし、その隙に魔法耐性に乏しいタクミを、その秘術の杖で眠らせ、異界の訪問者を奪う。そんなところか。」

レオン アイコン100
レオン「ご名答・・まるで見てきたような物言いだね。あんたはあんたでマークス兄さんとの一騎討ちに簡単に乗るから、とてもやりやすかったよ。」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「なっ・・!?なんて卑劣な・・!?今までのが全て謀(はかりごと)だけでなく、武人同士の真剣勝負まで利用するとは・・!!この軟弱者・・!!」

レオン アイコン100
レオン「ふぅ・・僕は戦場で駒を動かし、被害を最小限に抑えつつ、目的を果たしたに過ぎない。君たちだって、暗夜兵の2人を殺しただろう。人的損害はこちらのほうが多いんだ。殺しておいてその言いようは無いよ・・。」

タクミ アイコン100
タクミ「そんなの・・・お前が・・悪手しか指せない・・ヘタクソだからだろ・・ううっ!」

サクラ アイコン100
サクラ「タクミ兄様っ!」

スリープの杖で眠らされたタクミの睡眠妨害が解け、執念で起き上がった・・!

レオン アイコン100
レオン「ほぅ・・僕の采配に因縁をつけるとは・・言ってくれるねぇ・・。眠らされてたくせに・・。」

タクミ アイコン100
タクミ「うるさい!!お前ら暗夜なんか・・!!何度だって駆逐してやるっ・・・!!!」

マークス アイコン100
マークス「レオン、撤退の手筈は済んだ。我らも退くぞ。」

レオンが白夜兄妹相手に1人で論戦を挑んでいるところを、長兄マークスが静止に入る。

レオン アイコン100
レオン「わかったよ、兄さん・・。カミラ姉さんはとっくに無限渓谷を越えたかな?異界の訪問者を抱えて・・。」

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「しまった!?異界の訪問者は!?」

先程までレオンが嫌味を吐き続けていたのは、撤退の時間を稼ぐための挑発であり、白夜兄妹はまんまとレオンの術中にはまっていた・・・・!

ヒノカ アイコン100
ヒノカ「くっ・・・!私としたことが、こんな奴の戯言にっ!」

タクミ アイコン100
タクミ「お前らぁぁっ!!逃がさないっ!!!」

タクミが憎悪の念を込め、風神弓の矢をレオン目掛けて放つが、レオンは転移魔法を発動させ、マークスと共に跡形もなく消えてしまった・・。
55 無章




リョウマ アイコン100
リョウマ(何から何まで用意周到だな。だが大計を披露し過ぎだ。今宵の戦は糧となるだろう・・。)




ルナ2 アイコン100
ルナ(うーん・・むにゃむにゃ・・・・・・・・んん??)

一方、暗夜王女カミラに拉致されたルナは、その目的が把握出来ないまま、この世界の争乱に巻き込まれ、またも唐突な目に遭い、途中から記憶が飛んでいた・・というより寝ていたのだろう・・。

ルナ2 アイコン100
ルナ(今度は真っ暗・・。ふわぁ。。。寝てたか・・。やっぱり夢だったのかな・・?あんな変なのあるわけないしね・・・。それにしても、怖い夢だった・・。なんか数字がいっぱい出てきて・・変な人を殺して・・・・数字が出てきてて・・・感覚・・・。)

ルナが眠りから覚め、まぶたを開けようとすると・・そこには、またも見慣れない人がこちらを見ていた・・。
2  1章
「朝ですよ。」




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※FEHでもマニキは赤剣にも関わらず、ドーガよりも固いですね。原作でもジークフリートでカッチカチでしたし、見事な再現です。
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