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戦闘SLGプレイ日記

最近はSRPGstudio製のフリーゲームが主。キャラクターの絵も描いてます。

FEif アクスファイタークールビズ(仮称) 2章 魔剣ガングレリ 

 暗夜王国・王都ウィンダム。月のクレーターのような造りの城塞都市の更なる深層に建造されるクラーケンシュタイン城に、暗夜王ガロンが君臨する。
2章 1
 ガロン王と謁見した暗夜王女カムイは、ガロン王から魔剣ガングレリを授与される。

 
 その魔剣を受け取ろうとしたその時―――
2章 2
 ルナ「カムイさん、後ろから何か来ます。」
 カムイ「えっ?」


 リンカ「いたぞ、スズカゼ カムイだ」
 スズカゼ「ええ……再び出逢えるこの日を待ち望んでいました」
2章 3
 カムイ「どなたですか?」
 スズカゼ「貴方のお迎えに上がりました こちらへご同行願います」
 リンカ「目標は白夜王女カムイ! これより奪取するぞ!」
 カムイ「えっと……?」




2章 魔剣ガングレリ

0タイトル


 ルナ「敵は北の方角から6体。 主力は白夜兵種の侍、鬼人です。」
 ギュンター「申し上げます ガロン王より、賊の討伐せよとの命が下されました これより迎撃態勢に移行します」
 ジョーカー「この戦いには私も参戦致します ルナ様、カムイ様をよろしくお願いします」
 ルナ「わかりました。 実質、初の実戦です。 慎重に行きましょう。」
2章 4
 カムイ「あ、竜脈があります 私が発動させて瓦礫を回復床にするので、皆さんは中央の壁を拠点にして敵を迎え撃ってください」
 フェリシア「あ、あの!あの!私は⁉」
 ジョーカー「とりあえず応援でもしたらいい」


―――カムイが竜脈が溜まる床に立つと、竜脈が発動し、瓦礫が回復床に変化した―――
2章 5
カムイ「さあ、行きましょう これでみなさんも戦いやすくなるでしょう」


 ギュンター「あの忍の手裏剣が厄介ですな」
 ルナ「それなら、ギュンターさんが北側の壁の中央で待機して、的になってください。 守備の高いギュンターさんなら耐えられます。 ジョーカーさんは部屋の中央で攻陣で私とギュンターさんの援護を。 私は東口から来る敵を迎え撃ちます。」
2章 6
 ギュンター「お前が仕切るのか?」
 ルナ「えっと……。」
 ジョーカー「ルナ様も一応この世界軸ではカムイ様のような主人公なので、采配を取るには問題ないだろう カムイ様もそれでよろしいですね」
 カムイ「私は構いません 皆さんもいい案が思いついたら、その通りに行動してください」
 ギュンター「カムイ様の命とならば致し方ありませんな ルナ……様、しっかりなされよ!」
 ルナ「あ、はい。 あ、あとジョーカーさん、ありがとうございます。」
 ジョーカー「お安い御用です、ルナ様^^」


―――ギュンターが位置する壁越しから、手裏剣が飛んでくる―――

 ギュンター「むっ⁉ さっそく飛んできたか!」
 ジョーカー「こちらでも援護する 怪我をしたら俺の杖で治療してやるから、安心して的になれ、爺さん」
 ギュンター「ふん! 若僧が! ジジィは余計だ!」
2章 7
 スズカゼ「いくら固かろうと、この白夜の手裏剣の手傷で、守りを低下させます そう気張ってられるのも時間の問題です」


 ルナ「金棒と剣では、こちらの方が攻撃、命中共に分があります。」
2章 8
 鬼人「この女、ちょこまかと……!」
 白夜兵「あ、当てたところで固いぞ⁉」


 ジョーカー「俺の【絶対死守】と【名家の令息】のスキルを以てすれば、主人公、かつ女性であるルナ様は鉄壁の防御となる お前ら雑魚が当てたところで無駄だ」
 ルナ「ジョーカーさん、相変わらず他人に対して温度差が激しいですね。」
2章 9
 ジョーカー「あの緑の忍者の手裏剣の効果も油断なりません 左右を突いてくる敵を早急に片づけましょう 出ないとジジィが死んでしまいますので」
 ルナ「デバフですね。 気を付けます。」
 ギュンター「ふん! 今時の戦法だな! 昔はそんなも


 ジョーカー「フェリシア、あの鬼人を倒してくれ ルナ様は西口の抑えを」
 ルナ「わかりました。」
 フェリシア「よ~し! 氷の部族の実力、見せちゃいます! やぁ~っ!」
2章 10
 鬼人「ひえぇぇぇ~! 冷たい! 冷たいっ! それ、やめてぇ~!」
 フェリシア「ちぇい! ちぇすと~!」

―――ぴしゃーん―――

 鬼人「ぐふっ」
 白夜兵「や、やられたぁ~⁉」


 ルナ「こちらも1体撃破しました。」
2章 11
 ルナ「速さが上がっただけでもよしとしますか。」


 ギュンター「のは無か
 ジョーカー「その調子です、ルナ様 さあ、行きましょう」
 ルナ「はい。 このまま続けて次の敵を撃破します。」
2章 12
 ギュンター「ったぁ―――⁉」
 リンカ「よそ見をしているからだ」
 ギュンター「何故、壁を飛び越えて接近戦が出来る……⁉ 昔はこんなのは無かったっ!」
 スズカゼ「攻陣による援護攻撃なら、遠距離でも接近戦で援護出来るのです 今ではこの戦い方が定石です」
 ジョーカー「まだこの世界だけだがな」


 小太刀「そこにおわすはカムイ王女とお見受け致した! 邪魔立てするならば拙者の刀の露となろうぞ!」
 ジョーカー「この部屋に入り込んできましたか カムイ様、私が侵入者を始末しますので、援護を」
 カムイ「わかりました」
 小太刀「ぐぬぬ……拙者を狼藉者と愚弄するか! 手討ちにしてくれる!」  
2章 13
 カムイ「よくわかりませんが、とりあえず斬ります」


 ルナ「あ、あれは……⁉」
 ジョーカー「いかがしましたか? ルナ様」
2章 14
 ルナ「はい、あの鬼人の女の子のスキル【炎の血】は、HPを削ると攻撃力が4も上がるそうです。」
 ジョーカー「なるほど、それなら迂闊にこちらから攻撃を仕掛けない方がいいでしょう ここは守備が低い私が囮となるので、まずは反撃で敵の体力を削ります」


 ギュンター「そんなことよりも早くしろ! 私の身体が持たん! あの手裏剣、だんだん威力が増しているぞ!」
2章 15
 スズカゼ「手裏剣の威力が増しているのではなく、貴方の守備が低下しているのです 手傷を負い、脆くなった部分を空かさず攻める 手裏剣とはそういうものです」


 リンカ「なにを立ちすくんでいる! 私は炎の部族族長の娘、リンカ! 我が炎の力、思い知れ!」
 ジョーカー「来たか この暗夜の暗器も手傷を負わせることで、敵を脆く出来るんでな 白夜の手裏剣だけではないということをその身に刻み込んでやろう」
 ギュンター「先ほどはよくもやってくれたな小娘! 今度はその攻陣とやらの戦法、私がやり返してやろう!」
2章 16
 ジョーカー(俺の守備が上がったか まあよしとしよう)


 リンカ「ぐっ……何が暗器だっ! 鬼人の皮膚は鎧に匹敵する! 生半可な攻撃は効かない!」
2章 17
 ルナ「それでも、剣と金棒という武器の相性にはあがらえませんよ。」
 リンカ「なんだと⁉」


 ルナ「ジョーカーさんの暗器でその鬼人の守備は低下しています。 今の状態なら、私の攻撃は通じるでしょう。」
2章 18


 リンカ「それはこちらにも言えること! 私の炎の血は怪我を負うことで真価を発揮する! 武器の相性を越えた大打撃をお前に返してやるよ!」
2章 19


 ジョーカー「隙あり」
 リンカ「なにっ!」
2章 20
 ジョーカー「秘儀、芽芯的!」
―――パシャン!―――
 リンカ「んぁっ!」
 ジョーカー「効くでしょう?」
 カムイ「効きますね」
 フェリシア「はうぅ~」
 ルナ「却って覚醒しちゃいそうですね。」
 リンカ「お、おのれ……暗夜め……くはっ」
 ジョーカー「これが夜に生きる者の戦法です^^」


 スズカゼ「リンカさん⁉ くっ……私としたことが、動かぬ的に気を取られ過ぎて、攻め時を見逃すとは」
 ギュンター「ふぅ……やれやれ、挑発の為とは言え、この歳で小者を演じるのは肩が凝りますなあ」
 ジョーカー「爺さん、よくやった おかげで俺たちが安全に敵を撃破出来た」
 ギュンター「お前の挑発には本気だ! 小僧!」
2章 21
 ルナ「そんなことより、敵はあの緑の忍者1体です。 ジョーカーさんとギュンターさんは私の支援をお願いします。」
 ジョーカー「主人公ならではのスキルですね その前に、念を押してすばしっこい奴の動きを鈍らせましょう フェリシア、頼む」


 フェリシア「それ~! 本気出しちゃいます! きりっ!」
2章 22
 フェリシア「ちぇいさー!」
 スズカゼ「くっ⁉ 目くらましとは……!」


 ルナ「これで終わりです。」
 スズカゼ「なっ……⁉ 何という威圧感……まるで、勝てる気がしない」
2章 23
 ルナ「ジョーカーさんの【絶対死守】とギュンターさんの【絶対進攻】は、主人公である私に大きな補正を与える効果があるんです。 二人が私に隣接している今なら、あなたに大ダメージを与えることが出来ます。 私の勝ちです。」
 スズカゼ「そのようですけど……それでも、私は諦めるわけにはいかないんです 私は僅かな可能性を祈ります いかに自分の運が悪くとも、かくなる上は、絆の祈りに賭けるのみ……!」


 ルナ「たとえ、一時の奇跡の祈りが通じても、あなたに二の手はありません。 チェックメイトです。」
2章 24


 ルナ「それに、回避率11%の奇跡なんて、気休めです。 たとえ私の79%の命中率が外れても、次はジョーカーさんとギュンターさんにゆだねればいいだけなのですから。」
2章 25
 スズカゼ「……参り……ました」


 ルナ「まあ、【絆の祈り】のスキルは1人では発動しませんが。」
2章 26
 ジョーカー「おめでとうございます、ルナ様 力、速さ、守備の三大能力値が上がりましたね」
 ルナ「はい、これでもっとみなさんのお役に立てますね。」


 スズカゼ「……」
 リンカ「……」
 小太刀「……」
 ルナ「カムイ様、全敵沈黙。 戦闘終了しました。」
2章 27
 カムイ「わかりました お父様に報告してきます」



戦績
2章 7ターンクリア

ルナ「支援のおかげで鉄壁と高火力を引き出せました。」
ダークプリンセスLV2→4  撃破数3→6  敵将 スズカゼ撃破
過去の戦績 1章マークス撃破

ジョーカー「私のスキルさえあれば、ルナ様が傷をまず負うことはありません」
バトラーLV1→2 撃破数0→3  敵将 リンカ撃破

ギュンター「私が手裏剣の的になり、敵の注意を引いたからこその勝利だ」
グレートナイトLV3 撃破数0



 スズカゼ「……今です! リンカさん!」
 リンカ「私の炎の血よ唸れ……! はぁぁぁぁぁっ……!」
2章 28
 ルナ「えっ⁉ なに⁉」

 
 リンカ「はぁぁぁぁぁぁぁっ! 奥義! 爆炎……障壁!」
 ―――ドォォォォオオォォォォン―――
2章 29
 ルナ「ちょっ……⁉ なにやってんの⁉」
 ジョーカー「ルナ様! フェリシア、冷やせ!」
 フェリシア「はわわ! 氷が溶けちゃいます!」
 ギュンター「いかん! 爆風が強すぎて近づけん!」
 ジョーカー「ちっ……! どうすれば……!」


 少年の声「大丈夫」
 ギュンター「むっ⁉ なにやつ⁉」
 少年の声「陽光輝く日の陰で、闇夜に満ちるこの世界、隔てる大地の狭間にて、光刺しこみ照らされるその刻、第三の扉が開かれん……」
2章 31
 ジョーカー「まて、誰かいる!」
 少年の声「混沌あれば平穏へ導き、運命の歪みは己が身を以てして切り拓く……縛鎖の如く繰り返されようとも、時空を超え、都度その試練に立ち向かい、新たなものを築きあげていく……」


 ギュンター「むおっ⁉ き、貴様は……あ、いや……貴方様は……」
 カムイ「久しぶり、ギュンター またこの世界で運命を切り拓くことになるとはね」
2章 32
 カムイ「大丈夫かい? スズカゼ、リンカ」
 リンカ「ああ、ユキムラが造った絡繰り人形の小太刀に火薬を詰め込み爆破させ、ここの竜脈を大量に放出させることで、異なる世界軸のお前をこの世界に召喚させる作戦 上手くいったな」
 スズカゼ「大計を用いた賭けでありましたが、とりあえず計画通りカムイ様を召喚出来てなによりです あとはこの世界のカムイ様を救出するのみです」
 カムイ「先を知っているなら、悲劇は出来るだけ阻止する その望みのために、僕はこの世界に再び訪れたんだ やってみせる」


 マークス「そう上手くいくかな……」
 カムイ「マークス兄さん……久しぶりだね」
 カミラ「ああ……私の可愛い弟…… 逢いたかったわ……」
 レオン「弟としてより、カミラ姉さんはもっと大きなチャンスを狙っているんじゃない?」
 カミラ「ウフフ……妹もいいけど、男の子なら……そうね」
 エリーゼ「カムイお兄ちゃんにカムイお姉ちゃん 兄妹がたっくさん出来て嬉しいよ!」
2章 33
 マークス「しかし、定められし運命を切り拓き、己が力で変えることは、人の身では到底不可能だ 例え人外なる神であっても、運命の下では己が最善と思えるものを選択するのだからな」
 カムイ「それでも、僕は本気だよ 自分がどこまでやれるかわからない けど、やれるところまでやってみるさ」
 マークス「ふっ……本質は変わっていないな 淡い希望を意思と掲げたところで、その程度では意志薄弱 此度も運命に流されるであろう……かく言う私でさえ、契約の掟に従い、異世界の舞台の上で翻弄され、群衆を沸かせる道化の1人に過ぎないのだからな」
 レオン「マークス兄さんは自分の意思でエンブラ帝国側だからね……未だに」
 

 マークス「そんな戯言より、父上からの命で貴様を討たねばならない……死んでもらう」
2章 34
 カムイ「死なないけどね!」
―――カキーン―――
 マークス「……⁉ 速い……⁉」
 カムイ「騎刃の鼓舞の無いマークス兄さんなら、僕だって!」
 マークス「お前も所詮、新たな世界に意思を囚われた英雄の1人に過ぎん!」


 リンカ「なあ……スズカゼ、さっきっからこいつらは何を言っているんだ……?」
 スズカゼ「私にもわかりません…… ですが、解る話もあれば、解る人もいるようですね」
 カムイ「ああ、そっか…… 君たち二人はあの世界にいないんだったね」
 リンカ「なんだろう……ほんのりイラっと来るのは何故だ……?」
 スズカゼ「私は何故か月光という技を放てる気分になります 私が習得している技でもないのに……」


 
 カムイ「うーん……今回もマークス兄さんが挑んでくるか…… 運命どうこうよりも、まず父上の命令下で逆らう方が難しいよね これじゃ女の子の方のカムイを救出するのは出来ないなあ…… しょうがない リンカ、もう一度頼む!」
 リンカ「あ、ああ……わかった!」
 スズカゼ「……作戦は失敗ですか でも記憶とやらが正しければ、まだまだ機会はあるでしょう」
2章 35
 リンカ「爆炎! 障壁!」
―――ドォォォォオオォォォォン―――


 リンカが放った爆炎の煙幕が消え去った頃には、カムイたちの姿は跡形も無く、その場から消えていた……。


 ジョーカー「一体何だったんだ……」
 ルナ「はぁ……はぁ……皆さん、無事ですかぁ……。」
 ジョーカー「はっ! しまった、あいつらの付近は! ルナ様⁉」
 ルナ「あ、ジョーカーさん……。 無事だったんですね、よかった……。」
 ジョーカー「よくありません! ルナ様が無事でなければ意味がありません! フェリシア、手伝ってくれ!」
 フェリシア「はわわ……治療全開ふるぱわー素振りでいきます! はぁぁぁぁぁぁっ~! えぃ! えぃ! えぇ~いっ!」
 ルナ「爆音で耳がよく聴こえないんです……。 何か男の子のカムイさんが出てきてたのはわかるのですが……。」
 ギュンター「耳が聴こえていても意味が解らんかったが」
 ジョーカー「爺さんは一応配布だから解るだろ」
 ギュンター「むっ……あ、ああ…騎刃の鼓舞がどうたらだけはな」
 ジョーカー「爺さんの全てだしな、それ……まあ、なんにせよ、カムイ様…えっと女性の方のカムイ様がこの場から離れていたのは幸いだったか 奴らの狙いはカムイ様だったようだしな」
 ルナ「えっ⁉ なに⁉ もっと大きな声で言ってくれませんか⁉」
 ジョーカー「……いや、後にしましょう」
 ルナ「えっ⁉ 聴こえません! 何ですか!」


 エリーゼ「なんだかさっきのカムイお兄ちゃん……いいことしてるように見えたんだけど、手伝ってあげた方がよかったんじゃない?」
 カミラ「そうね……でもここでは駄目 あのお父様の目につくところで、あの子に手を貸したら、私たちだってただでは済まされないわ……」
2章 30
 エリーゼ「運命を変えるって気持ち、なんだかわかる気がするなあ わたしもよく覚えてないけど、マークスお兄ちゃんとカムイお兄ちゃんが決闘をはじめたとき、止めようと思ったんだけど、脚よりも胸のところがズキーンと裂けそうな感じに痛くなって苦しくなっちゃった…… なんだかわかるんだよ」
 カミラ「安心なさいエリーゼ そうなる前にお姉ちゃんが助けてあげる運命もあるんだから……」 
 エリーゼ「うん……」
 カミラ「まあ、妹の方のカムイがここから離れていたのは幸いかも このことをお父様が知ったら、後でどんな酷い目にあわされるか……」


―――暗夜王都 ウィンダム郊外―――

 スズカゼ「カムイ様、次の作戦はいかがいたしますか?」
 カムイ「リンカ、このままだと次はどうなるんだっけ?」
2章 36
 リンカ「別にこのままの流れでも、カムイは私たちの手で白夜に連れて帰る それでもいいんじゃないか?」
 カムイ「それだとまずい…… あの魔剣ガングレリを持った状態で来られては、またあの惨劇が繰り返され、戦争が起きてしまう」
 スズカゼ「しかし、その戦争を経て、結果的には終結に導ける運命なのでは? それに、ミコト様の予言を人為的に覆すのは流石に……」
 カムイ「それでも先がわかっているのなら、出来るだけのことはしたいんだ まだ時間もあるしね」
 スズカゼ「わかっているといっても、事の詳細を具体的に覚えている程ではありません 現に、この作戦も失敗した後で、前にもこういう事が起きたと思い出しましたし……」
 カムイ「自分たちの記憶を辿る…… それを頼りに異なる手を使えば、その運命が変わることは、三つの選択肢や数多く周回を重ねた星界を通じて実証済みなんだ 例えこの世界の現段階では、空想だとしても、記憶がそう示している」
 リンカ「なんだか雲を掴むような話だな でも私たちはそれを何度もやりこなしてきたのか……」
 スズカゼ「私はどのような運命になっても、カムイ様に従うのみです カムイ様は今回も私の命を救ってくださいました 私の主はカムイ様のみ そしてその主の望みとならば、その成功を祈るのみです」
 リンカ「絆の祈りを大事にするだけあって、お前はどの選択肢でも生き延びるもんな」
 スズカゼ「たとえ死んでも、私たちの子供が魂を解放してくれる そんな気がいたします」


 カムイ「とりあえず、スズカゼは先に無限渓谷行って廃墟となっている砦の守りを固めてくれ」
2章 36
 ズズカゼ「かしこまりました モズの部隊に守らせます」
 カムイ「リンカは無限渓谷からの山道には詳しいだろう?」
 リンカ「ああ、炎の部族の郷は、山村の奥にある無限渓谷から直接向かうことも出来る」
 カムイ「なら、無限渓谷の橋付近にいつでも向かえるところに潜んでいてくれ 記憶が正しければ、女の子の方のカムイはそこに来るから」
 リンカ「わかった 少々手荒な手を使うが、山を越えて郷に連れてこよう」
 カムイ「僕は一旦星界へ戻る そこに潜ませている精鋭部隊を率いて、無限渓谷の北の砦を守る 出来たらそこでガンズを仕留めてみせる!」


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